面接の練習相手として最適を求めるなら、ある人物がはっきり存在します。
現役の面接官です。
採用活動をする立場として、現在、面接官を担当している人は、視点や考え方がほかの誰より洗練されています。
ちょっとした態度や発言の善しあしを、敏感に感じ取ってくれるでしょう。
まさしく、面接の練習相手として最適なのです。
もし自分の知り合いに現役面接官がいれば、頼み込んで、ぜひ面接の練習相手になってもらいましょう。
面接官のキャリアが長ければ長いほど、頼りがいがあります。
鋭い指摘が得られるだけでなく、生々しい最近の面接傾向や裏話など、興味深い話を聞かせてくれるに違いありません。
連絡手段はいくつかあります。
親にお願いして、親が勤める企業の面接官と連絡を取るのもいいでしょう。
OB・OG訪問の際、先輩から紹介してもらう方法でもかまいません。
知り合いにいなければ、知り合いの知り合いでもいい。
知り合いでなければ、知り合えばいい。
人脈を最大限に活用して連絡を取れば、何人かと連絡が取れるはずです。
もし、現役の面接官がいなければ、元面接官でもかまいません。
「そこまでするか」と思うかどうかは、あなたしだい。
面接で失敗は許されません。
学生時代は、甘えられるチャンスです。
甘えられるときに甘えておかなければ、貴重なチャンスを逃します。
人生を左右する面接なのですから、入社したい気持ちが本気なら、取り組む価値はあるでしょう。