自己分析を通して業界や職種を絞り、自分に合った仕事をするのが正攻法です。
自己分析によって適正がわかり、その結果を手がかりにして、就職先を探します。
しかし、世の中には、自己分析をしても、どの業界や職種にも属さない場合があります。
「誰かの下で働くのが苦手」
「会社員として働く自分を想像できない」
「自分のユニークな考えを、面接官は理解してくれない」
もし、自分が本当に個性的で、どの業界や職種にも属さないと思うなら、道はただ1つです。
独立です。
「自分にそんなことができるはずない」と思いますが、本当に個性的なら、武器になるはずです。
誰にも真似できない能力があるなら、誰にもできない仕事ができる可能性を秘めています。
もちろん相当の努力は必要ですが、可能性はゼロではありません。
「学歴が低いから独立できない」と思うのは、早合点です。
世の中には、中卒や高卒の社長は大勢います。
松下幸之助は、小学校を4年で中退していますが、会社を興して、世界に名だたる大企業へと成長させました。
エジソンは、小学校を3カ月で中退していますが、世界的有名な発明家になりました。
彼らは必死に努力をしたから、道が開けたのです。
自己分析をしても、道が見つからないのは、独立に導くサインかもしれません。
一部の人しか通用しない話ですが、道が見つからなければ、一度考えてみる価値はあるでしょう。