集団面接では、採用担当者からの質問に、それぞれの応募者が答える場面があります。
このとき、自分が答えようとしていた内容を、別の人が先に発言することがあります。
つまり「話したい内容が重なる」という状態です。
自分も同じ内容を話すのは、前の人の考えを真似しているようで、新鮮味がありません。
面接官の印象にも残りにくく感じるでしょう。
どうすればいいのでしょうか。
もちろん回答が、ほかの応募者とかぶるのは問題ありません。
人間ですから、同じ意見を抱くこともあるでしょう。
同じ意見なら、同じ意見であることを正直に言えばいいのです。
ただし「同じ意見です」という一言で終わらせるのは、よくありません。
同じ意見では「主体性がない」と判断され、減点になるでしょう。
大切なのは、きちんと自分の言葉で発言できているかどうかです。
前の人が話した内容に、自分らしい考えを追加したり変更したりなど、アレンジすることが大切です。
「○○さんと同じ意見なのですが、私の場合は~」という言い方を心がけ、自分の考えを加えて表現しましょう。
趣旨は同じでも、自分の考えを盛り込めば、自然と独創性のある回答ができるはずです。
自分らしい考え方や具体例などをしっかり出して、自分らしい回答を心がけましょう。