「給料が少なすぎだ」
給与明細を見ながら、ため息をついていませんか。
生活が苦しいのはわかりますが、もう少し客観的に「給料」と「自分の働き」を比べてみましょう。
人は自分のことを、過大評価する傾向があります。
誰でも、自分が一番好きです。
自分の働きと給料を比べたとき、自分を過大評価しやすいため、給料が少なく感じやすくなります。
「給料が少なすぎだ」と思い始めると、仕事に手を抜き始めます。
会社や仕事に対して恨みが出てくるようになるため、やる気や積極性がなくなります。
視線が下を向くと、終わりです。
成長が止まって、後は衰える一方です。
自分の事情には触れないで、会社に給料のアップしか求めません。
そうなると、後は会社のお荷物になり、将来リストラの対象になるのです。
本当に優良な人材は「自分は給料をもらいすぎだ」と思う人です。
「自分のような、能力の低い人間に、給料がたくさん支払われている」と思っています。
会社に対して、申し訳ない気持ちがあります。
そういう人は、ぐいぐい伸びます。
申し訳ないと思っているため「もっと会社の役に立つ人材になりたい」と奮起するからです。
視線が上を向き、やる気と積極性が炎炎と燃え始めます。
やる気と積極性があれば、必ず仕事で評価されます。
「自分は給料をもらいすぎだ」と思う人が、将来、大物になるのです。