二重顎は、脂肪と筋力の低下によって起こります。
「たるみが出てくるのは、年を取ると誰でも同じ。年を取れば、誰でも二重顎になる」
いいえ、そんなことはありません。
あなたの周りの人を見てみましょう。
20代ですでに二重顎になっている人もいれば、50代でもスリムな顎の人もいませんか。
その違いとは何でしょうか。
ずばり、噛む習慣です。
若くても、二重顎の人がいます。
そういう人は、顎に無駄な脂肪がついているのが原因です。
脂肪が原因というより、脂肪がつくような食べ方をしています。
すなわち、あまり噛まずに食事をしているのです。
あまり噛んでいないので、つい食べる量が増える。
食べる量が増えるから、顎に脂肪もつく。
噛む回数も少ないため、顎の筋肉も衰え、二重顎になるのです。
一方、年を取っても、スリムな顎をしている人がいます。
そういう人は、よく噛んで食べているのが特徴です。
一口につき、30回ほど、よく噛んで食べる習慣があります。
よく噛んで食べているから、満腹感が得られやすく食べる量が抑えられます。
食べる量が控えめになるため、無駄な脂肪が顎にもつきません。
よく噛むことで顎周りの筋肉が鍛えられ、たるみ防止の相乗効果が生まれているのです。
二重顎で悩んだら、まず食べ方を見直しましょう。
二重顎になるかどうかは、食べる習慣の問題であり、噛む回数の問題です。
まだまだ諦めないでください。
二重顎は、努力しだいで、予防や改善ができます。