私の家の近くに、人通りの多い交差点があります。
そこに年中、手相を見る熱血の占い師がいます。
暑い夏も寒い冬にも耐え、すごいなと思います。
外で頑張っているので、前から気になっていました。
しばしば通る道で、よく見かけるうちに、ふと気づいたことがあります。
占い師の客層についてです。
圧倒的に女性が多いのです。
その占い師だけでなく、ほかの場所で見かける占い師も同じです。
やはり、占い師に並ぶ客層は圧倒的に女性が多いのです。
女性誌でも、まじないや占いコーナーは、もはや欠かせない存在になっています。
一般的な話ですが、女性は占いやまじないが好きです。
男性は論理的に「なぜ」と言って、原因や理由を求めたがり、納得しないと信じません。
女性の場合「自分の未知なる可能性を見つけたい」という思いがあり、科学的な根拠がなくても信じやすい傾向があります。
感じ方には個人差があるものの、自分の可能性に気づいたり、神秘的なものを発見したりしたい気持ちなどもあります。
もちろんすべての女性がそうではありませんが、占い師に並ぶ客層を見るかぎり、そういう傾向があります。
そこで男性は、女性に夢のある言葉をかけましょう。
あなたが、占い師になるのです。
「あなたとは、特別な関係になりそうな予感がする」
「こうやって出会えたのは、運命なのかもしれない」
「偶然に、偶然はないんだよ」
相手を傷つけることを言ってはいけませんが、前向きで神秘的な発言は悪くありません。
最初は「そうかな」と思っても、しばらく言われ続けているうちに、心境が変わります。
「そうかもしれない」と思い始め、あなたを運命の人だと感じるようになるのです。