海外旅行をしていると自然としてしまうのは「母国との比較」です。
あらゆることを比べてしまいます。
現地に着いて、母国より気温が暑い・寒いと感じる。
現地の人の態度を見て、母国の人より、優しい・厳しいと感じる。
現地の文化を感じて、いい・悪いと感じる。
生まれ育った母国と、いろいろ見比べることができることでしょう。
しかし、そのとき比べるのはいいですが、批判は抜きにすることです。
母国と比べて良いことや悪いことなど、言いたい意見もあるとは思いますが、今は考えない。
それは後の話です。
海外旅行をしているときは、とにかくあらゆることを吸収しましょう。
吸収しなければ、本当にいいのか悪いのか、評価のしようがないからです。
最初からぶつぶつ文句を言わず、ありのままを受け入れてみます。
インドに行って手で食事を食べる風習も「手が汚れる」と文句を言わず、真似てみる。
チップの習慣がある国なら「面倒だ」とぶつぶつ文句を言わず、テーブルに置いてみる。
現地の人の態度が悪くても「礼儀知らず」と思うのではなく、そういうものだと思ってみる。
それが文化。
それが風習。
それが海外です。
ただ、ありのままを受け入れる。
そもそも勉強は、抵抗があって自然です。
海外に行ったときの、抵抗感・違和感・嫌悪感は、いい勉強ができている証拠です。
それが海外旅行の楽しさなのです。