私が初めてお付き合いを経験したのは、14歳の夏です。
当時は、まだ中学2年生でした。
同じクラスのある女の子のことが好きになり、頭から離れなくなりました。
自分から近づこうと努力をして、晴れて付き合うところまで進みました。
口で言うのは簡単ですが、実は初めての恋愛で右も左もわからない状態でした。
しかし、当時は当時なりに、好きな人に近づこうと真剣だったことはたしかです。
特に変わったのは、普段は読まないような恋愛関係の本をよく読んだことです。
会話、態度、身だしなみなど、さまざまな本をたくさん読んで、多くのことを先人から学びました。
学校の勉強より、一生懸命に勉強しました。
あらためて考えると、印象がよくなる恋愛マナーは、すべての人間関係に通じるマナーであることに気づきます。
私の人生の中で、14歳は大きく変わった時期でした。
恋愛がうまくなると、意外な出来事が起こり始めました。
なぜか、友人との関係までよくなったということです。
好きな人との会話がうまくなると、友人との会話もうまくなりました。
好きな人に喜んでもらえるマナーは、友人へのマナーにもつながります。
相手が好きな女性であろうと友人であろうと、人間相手であることには変わりありません。
中心となる心の部分は、相手が誰であろうと共通です。
恋愛修行は、人間関係を徹底的に学ぶ修行です。
たくさん苦しみ・悩み・成長できるのです。