学校のPTAや会合で、相手の職や年齢をしつこく気にする人がいます。
自分のほうが上だとわかったら、態度まで変えます。
これでは、みんなと平等に話すことはできません。
モテる人は、みんなと平等に話すことができる人です。
世の中には、年上の人、年下の人、上司や部下など、位が上の人もいれば、下の人などいろいろな人がいます。
たしかにこれでは、なかなか相手と平等に話すことは難しい。
心の中のどこかで「彼は年上だから」とか「新入社員だから」と考えてしまい、知らない間に相手との壁を作ってしまいがちです。
この壁を作らない、よい方法があります。
「あえて自分のことを言わないこと」です。
隠すとまでは大げさですが、できるだけ最初は年や地位の話は抜きで、話し始めるのです。
自分の個人的なことは、聞かれて初めて話すくらいでちょうどいい。
初対面で「部長をやっていまして……」や「年収は1,000万しかなくて」などと話すと、偉そうに聞こえます。
自分から偉そうにすると、偉くなくなり、嫌な人だという印象を与えてしまうのです。
だからこそ、こういうときは控えめになればいいのです。
聞かれてから初めて答えるくらいの姿勢になれば、とりあえず相手に嫌な印象を与えることはありません。