執筆者:水口貴博

生活を豊かにする30のマナー

16

騒ぎやすくなる団体のときは、声の大きさに注意。

騒ぎやすくなる団体のときは、声の大きさに注意。 | 生活を豊かにする30のマナー

海外のブランドショップで一番困るお客さまは、日本人の団体客だそうです。

団体客は、大きな声で騒ぎやすく、店内の雰囲気を壊し、そのうえほかのお客さまにまで迷惑をかけてしまいます。

それに気づけなくなるのが、団体の恐ろしさです。

ブランドは、イメージが大切です。

日本人の団体客が押し寄せ、店内で騒がれると、磨き上げられたイメージも落ちてしまいます。

商品には高級を求めているにもかかわらず、マナーは低級になっているのではないでしょうか。

海外への旅行者ですから、団体のツアーでやってきたのでしょう。

友人同士での旅行かもしれません。

友人と5人の団体でブランドショップに入ると、必ずといっていいほど、声が大きくなります。

すてきなアクセサリーを見つけるたびに「ねえねえ、これを見て! すごいよ!」と騒ぎます。

「本当だ。こっちにもきれいなのがあるよ!」

騒いで店内の雰囲気を壊し、結局何も買いません。

驚くのはいいのですが、騒ぐのはよくありません。

団体になると、周りが見えなくなりますから、特に注意が必要です。

一番好ましいのは、1人でショップに入ることです。

話し相手がいませんから、騒ぎようがありません。

ブランドショップの店員さんも、団体で騒ぐお客さまより、1人で入ってくるお客さまのほうが、親切丁寧に接してくれます。

また気に入った商品の特別なお話も聞けるかもしれません。

ブランドショップは、お1人さまで出かけるところなのです。

生活を豊かにするマナー(16)
  • 団体になるときには、声の大きさに注意する。
挨拶は、テンションを上げるための準備体操。

生活を豊かにする30のマナー

  1. マナーは、自分のため、相手のため、文化を楽しむためにある。
  2. 洗面台を濡らしたままで、トイレから出ない。
  3. 偉そうな人は、エレベーターのボタンを押さない。
  4. 平気で人の服の上に、座らないよう気をつけよう。
  5. 足を組むとだらけてしまう。
    食事中の足組みはしない。
  6. 年齢を聞くと、せっかくの出会いが台無しになる。
  7. 靴下は、穴が開いてからでは遅い。
    あく前に、取り換えること。
  8. 腕組みをやめるだけで、あなたの印象がよくなる。
  9. 両腕を広げて話をしている姿は「肯定」「受け入れ」のサイン。
  10. 名残惜しさは、振り返ることで表現できる。
  11. 靴下が下がっている人は、品も下がる。
  12. 後ろにも注意できる人は、素晴らしい。
  13. ガムを噛むときは、くちゃくちゃではなく、もぐもぐ。
  14. ズボンのポケット、はみ出ているとかっこ悪い。
  15. あなたの口元「へ」の字になっていませんか。
  16. 騒ぎやすくなる団体のときは、声の大きさに注意。
  17. 挨拶は、テンションを上げるための準備体操。
  18. 「要するに」ではなく「たとえば」を使って、話をしよう。
  19. 「実は私も、こういう経験がある」
  20. 他人に言いたい言葉は、まず自分に言い聞かせよう。
  21. 相手の荷物から先に運ぼう。
  22. 食事中は、お手洗いにいかない。
  23. 食事の取り分けをしない人は、実は甘えん坊だった。
  24. 相手のために行動することを、難しく考えすぎない。
  25. 明るい表情は、お守りの役目を果たす。
  26. 長話をして、できたての料理を冷まさせていませんか。
  27. ネクタイを緩めて、かっこいいと勘違いしない。
  28. 言葉を曖昧にする癖をやめよう。
  29. 知ったかぶりをやめると、友人が増える。
  30. 逆から見る習慣は、あなたに大きな恩恵をもたらす。

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