「また会いたい」と思われる人になりたいなら、別れ際に配慮しましょう。
出会った瞬間は第一印象につながるため慎重になる人が多い一方、別れ際は油断しがちです。
別れ際に緊張が緩んで失態を犯すと台無しです。
別れ際は、出会った瞬間と同じく、出会いの印象を決める大事な部分です。
せっかく楽しく会話ができても、別れ際が荒っぽいと、好印象が半減してしまうのです。
心がけたいのは「気持ちのいい別れ方」です。
少しでも気持ちのいい別れ方になるよう、態度や言葉で表現していきましょう。
気持ちいい別れ方は、次の3つがポイントです。
まず心がけたいのは、喜びと感謝を伝えることです。
「今日は楽しかったです」
「お会いできてよかったです」
「とてもいい時間を過ごせました」
「おかげで今日はいい1日になりました」
「次に会うのが楽しみです」
「またお会いできる日を楽しみにしています」
喜びや感謝をたっぷり表現しましょう。
出会いを肯定するセリフを言いましょう。
思うのではなく、きちんと言葉に出して伝えます。
喜びと感謝の言葉を伝えれば、相手も「会えてよかった」と思ってくれます。
話している最中、少しくらい不自然な点があっても、別れ際が美しければ好印象で締めくくれます。
別れた後、気持ちのいい余韻が残るのです。
状況が許すなら、別れ際に握手をしましょう。
握手は、スキンシップであり、ボディーランゲージです。
握手によって「楽しかったです」「素晴らしい出会いでした」「また会いましょう」といったメッセージを伝えられます。
手がつながると、心もつながります。
心がつながるから「また会いたい」と思ってもらえます。
たっぷり笑顔を見せましょう。
笑顔に勝る、喜びの表現はありません。
笑顔があると、ポジティブな感情が倍増して、ますます効果的です。
恥ずかしく感じるかもしれませんが、勇気を出してください。
恥ずかしがらずストレートに伝えるのが一番。
せっかくスマートなセリフも、もじもじしているときちんと伝わりません。
はっきりストレートに伝えたほうが、相手の心に響き渡り、心地よい余韻が残ります。
余韻がいいと、相手の記憶にも残ります。
相手は「出会えてよかった」と思ってくれ、また会いたくなるのです。