相手と会うことになったとき、出会い運のある人とない人とで返事が違います。
とにかく会えばいいと思いますが、会うときの人数が大切です。
出会い運のない人は「みんなで会おう」と言います。
いきなり2人で会うのを嫌がります。
初対面は恥ずかしいので、1対1は避けたがろうとします。
「とりあえず誰かがいてくれると助かる」と考え、ほかに誰か連れて行こうとします。
たしかに初対面では不安があるでしょう。
初対面では、相手がどんな人かわかりません。
会話が続くかどうかもわかりません。
ほかに人がいると不安も和らいで、会話も続きやすくなるので安心すると思います。
2人で会うのは不安があるので「みんなで会おう」と言ってしまいがちです。
しかし、これは残念な返事です。
「みんなで会おう」と言った瞬間、一気に相手はテンションが下がります。
「2人で会うのは嫌なんだね。自分は信用されていないのだね」と感じるからです。
「みんなで会いましょう」は「あなたを信用していません」という意味と同じです。
出会いの価値は、会う人数が多くなるにつれて下がります。
みんなで会ったとき、話をしにくい状況が目に浮かびます。
ほかに人がいると、相手と真剣に向き合えません。
たとえ会えても、表面的な会話しかできないでしょう。
人の数だけ会話があちこちそれて、相手について深く知ることができません。
プライベートな話も、ほかに人がいると、話しにくくなります。
浅い会話しかできないなら、2人の仲をうまく深められません。
会うときの人数が多くなるにつれて、出会いの質が下がります。
「この人とは仲良くなれない」と悟った相手は「やっぱり会うのはやめましょう」と断ってくるでしょう。
せっかくの出会いが台無しになるのです。
出会い運のある人は「2人で会おう」と言います。
なるべく1対1で会いたがろうとします。
2人なら、お互いが真剣に向き合えます。
お互いがじっくり相手に集中できるので、仲良くなるのも早くなります。
2人だからこそ、できる会話があります。
2人なら、初対面であっても、デリケートな話やプライベートな話をしやすくなります。
必要があって、人を連れて行くならいいですが、用事もないのに余計な人を連れて行かないことです。
いい出会いにしたいなら、人と会うときは1対1が基本です。
2人で会うほうが、出会いの質が高まります。
緊張も恥ずかしさがある分だけ、出会いの価値が高まります。
2人で会うから、運命の出会いになります。