スケジュールをぎっしり詰め込んでいませんか。
たくさんスケジュールが入っていると、自分が必要とされている実感があって嬉しくなるでしょう。
人気者のような雰囲気やモテているような雰囲気もあります。
仕事が多いことは、社会人にとって喜びです。
朝から晩までスケジュールでびっしり埋め尽くされていると、自分の価値も高いように感じるでしょう。
忙しさに快感を覚え、積極的にスケジュールを埋めていこうとする人もいるかもしれません。
もちろん忙しいのはいいですが、余裕がないほど忙しくなるのは要注意です。
隙間なくスケジュールで埋め尽くされていると、出会いのチャンスをつかめなくなります。
スケジュールが予定で埋め尽くされていると、出会いが入り込む余地がありません。
急に食事に誘われても「先約がありまして……」と断らなければいけません。
「この日に会いましょう」と誘われても「その日は予定が……」と断ることになります。
「いつ会えますか」と聞かれても「わかりません」という残念な返事をすることになります。
スケジュールを調整したくても、隙間なくスケジュールが詰まっていては限界があります。
出会いのチャンスがあっても、泣く泣く諦めるしかありません。
もちろんビジネス上の出会いもありますが、スケジュールがいっぱいだと、親交を深める余裕もなくなります。
チャンスは、流れ星です。
いつどこでやって来るかわかりません。
スケジュールに空白を作り、時間に余裕を持たせましょう。
たくさんスケジュールを入れるなら、スケジュール調整ができる程度の余裕を作っておくことです。
スケジュールに空白があることを恐れないことです。
空白があると、暇な人間と思われそうで不安になるかもしれませんが、無用の心配です。
むしろ暇な時間があることは素晴らしいことです。
暇な時間があるから、心や気持ちを整えることができます。
急な誘いがあっても、すぐ動けます。
急に食事に誘われたとき「OK」と即答できるようにしたい。
「いつ会えますか」と誘われても「この日なら空いているよ」と答えられるようにしたい。
日頃から適度に暇を作っておき、いつ誘われても、すぐ動けるようにしておきましょう。
不思議なことに、スケジュールに余裕を持たせると、気持ちにも余裕が出てきます。
自分と向き合う時間が増え、積極的な気持ちも生まれ、行動力も出てきます。
スケジュールに適度な空白を作ると、新しい出会いが舞い込んでくるのです。