今の日本人は、行動しない理由を見つける天才になっています。
今は戦争もなく、食べるものなら何でも手に入ります。
電話や携帯電話も普及し、遠くの人といつでも連絡ができるようになりました。
町には物があふれ、手に入らない物がない時代の真っただ中です。
これだけ豊かな時代にいるというのに、いまだに「行動しない理由」「やらない理由」を見つけます。
「~だから、できない」
「~だから、やらない」
自分が好きなことに対して、どこかで否定的な考えがあるのです。
女性を口説くときもそうです。
電話という手段もあれば、メールという手段もある。
もちろん直接会って話しかける方法もあるというのに、それでもまだ自分に正直になって行動しません。
うまくいかないことばかり考え、そのくせうまくいったときのことを考えません。
「うまくいかないかもしれない」と考える一方で「うまくいくかもしれない」とは考えないのです。
うまくいかないことを考えるエネルギーがあるなら、そのエネルギーをうまくいくと考えるほうが、行動力が出てきます。
行動しないことばかり考えていませんか。
いつの間にか、粗探しの天才になっていませんか。
行動しない理由を探すのはやめましょう。
疲れるだけでなく、本当に何も行動しない人間になります。
行動しない理由を探すくらいなら、行動する理由を見つけていくほうがまだ現実的です。
「~だからやらない」から「~だからやる」と考えるようにすればいいだけです。
人間の体には動きの癖があるように、考え方にも癖をつければいいのです。
いつも前向きで明るいほうへ考える癖を意識的に身につけていけば、行動できる人になることができるのです。