執筆者:水口貴博

会話が上手な人と下手な人の30の違い

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会話が下手な人は、共通点に無頓着。会話が上手な人は、共通点を意識しながら話している。

会話が下手な人は、共通点に無頓着。会話が上手な人は、共通点を意識しながら話している。 | 会話が上手な人と下手な人の30の違い

共通点は、相手と一気に親しくなる近道です。

お互いに共通するところがあれば、親近感が出て、仲良くなるスピードが速くなります。

初対面の人同士でも、お互いの共通点が見つかると、一気に親しくなることがあります。

共通点を意識するかしないかは、親近感が有無を決めるほど、大切なポイントです。

会話が下手な人は、共通点に無頓着です。

会話中、お互いに共通している点に気づいても、リアクションがありません。

たとえば、リンゴ好きの人が、会話中、相手もリンゴが好きだとわかった状況があるとします。

お互いリンゴが好きだと気づいても「わざわざ取り上げるほどでもない」と思い、そのまま流します。

「へえ。リンゴがお好きなんですね」

平凡で面白みのない会話が続くだけ。

共通点を無視するのは、仲良くなるチャンスを捨てているようなもの。

特に悪い発言をしているわけではありませんが、せっかく盛り上がるネタを無駄にしています。

会話が上手な人は、共通点を意識しながら話をしています。

共通点は、探そうと意識しているほうが、見つかりやすくなります。

常にアンテナを張り巡らし、小さなことでも共通点を見つければ、すかさず取り上げます。

たとえば、赤色を好む人が、相手も赤が好きだとわかれば、すぐ話に出します。

「私も赤が大好きですよ。同じですね。赤に触れていると、元気が出てきませんか」

にこにこしながら話すので、相手も話に乗ってきてくれる。

共通点が見つかることで、心の距離が縮まります。

会話が上手な人は、共通点として取り上げる幅が広い。

共通点は「完全一致」でなくても「ほぼ一致」でもかまいません。

たとえば、自分が35歳で、相手が33歳だとします。

同じ年齢ではありませんが「年齢」ではなく「世代」という見方をすれば、立派な共通点になるでしょう。

「同じ30代ですね。仲良くなれそうですね。よろしくお願いします!」

会話が上手な人は、完全一致からほぼ一致まで、幅広く共通点を探しています。

共通点も見つかりやすくなるため、相手と親しくなるスピードも速くなるのです。

会話が上手な人と下手な人の違い(22)
  • 共通点を意識しながら話す。
会話が下手な人は、立場をわきまえず、軽率に発言する。
会話が上手な人は、立場をわきまえて、慎重に発言する。

会話が上手な人と下手な人の30の違い

  1. 会話が下手な人は、自分がしたい話をする。
    会話が上手な人は、相手が聞きたい話をする。
  2. 会話が下手な人は「楽しい会話になればいいな」と冷めている。
    会話が上手な人は「楽しい会話をしよう」と意気込んでいる。
  3. 会話が下手な人は、話し方が抽象的。
    会話が上手な人は、話し方が具体的。
  4. 会話が下手な人は、すべてを語ろうとして話が長くなる。
    会話が上手な人は、簡潔にわかりやすくまとめる。
  5. 会話が下手な人は、前置きが長い。
    会話が上手な人は、前置きが適度。
  6. 会話が下手な人は、長くなる話を、急に話し始める。
    会話が上手な人は、長くなる話の前に、断りを入れる。
  7. 会話が下手な人は、顔と体が相手からそらしがちになっている。
    会話が上手な人は、顔と体が相手のほうを向いている。
  8. 会話が下手な人は、愚痴・悪口・不平不満のオンパレード。
    会話が上手な人は、感謝・尊敬・褒め言葉のオンパレード。
  9. 会話が下手な人は、勝ち負けや優劣への意識が強い。
    会話が上手な人は、平等や公平への意識が強い。
  10. 会話が下手な人は、笑いの基準が高く、なかなか笑わない。
    会話が上手な人は、笑いの基準が低く、小さなことにもよく笑う。
  11. 会話が下手な人は、相手のプライバシーにずけずけつけ込む。
    会話が上手な人は、相手が話すまで自然に待つ。
  12. 会話が下手な人は、言いにくいことでもストレートに言ってしまう。
    会話が上手な人は、言いにくいことはオブラートに包んだ言い方をする。
  13. 会話が下手な人は、ボディーランゲージがない。
    会話が上手な人は、ボディーランゲージを交えて話す。
  14. 会話が下手な人は、相槌がない。
    会話が上手な人は、気持ちのよい相槌がある。
  15. 会話が下手な人は、いつも声の大きさが一定。
    会話が上手な人は、状況に応じて声の大きさを調整する。
  16. 会話が下手な人は、断りもなく、急に話の流れを変える。
    会話が上手な人は、できるだけ話の流れに沿って話を進める。
  17. 会話が下手な人は、格言やことわざを使って話すことが多い。
    会話が上手な人は、自分の言葉で話そうとする。
  18. 会話が下手な人は、知識をひけらかそうと、難しい言葉を使う。
    会話が上手な人は、相手に理解してもらおうと、簡単な言葉を使う。
  19. 会話が下手な人は、話にセリフが登場しない。
    会話が上手な人は、話に具体的なセリフが入っている。
  20. 会話が下手な人は、信じられない話をすぐ否定する。
    会話が上手な人は、信じられない話でもひとまず合わせる。
  21. 会話が下手な人は、沈黙を恐れ、避けようとする。
    会話が上手な人は、沈黙を受け入れ、楽しもうとする。
  22. 会話が下手な人は、共通点に無頓着。
    会話が上手な人は、共通点を意識しながら話している。
  23. 会話が下手な人は、立場をわきまえず、軽率に発言する。
    会話が上手な人は、立場をわきまえて、慎重に発言する。
  24. 会話が下手な人は、相手が話している途中で話し始める。
    会話が上手な人は、相手の話を聞き終えてから話し始める。
  25. 会話が下手な人は、余計な言い換えをする。
    会話が上手な人は、相手の言葉をそのまま使う。
  26. 会話が下手な人は、食事中に配慮が足りず、不適切な話題を話してしまう。
    会話が上手な人は、食事中の話題に十分注意する。
  27. 会話が下手な人は、話を途中で変更せず、最後まで話しきる。
    会話が上手な人は、相手の様子に応じて、流れを変える。
  28. 会話が下手な人は、興味関心のない話に退屈するだけ。
    会話が上手な人は、学びや成長を見いだして吸収する。
  29. 会話が下手な人は、話を聞いた瞬間に忘れる。
    会話が上手な人は、話の内容を覚えようと努めている。
  30. 会話が下手な人は、最後の一言がない、もしくは味気ない。
    会話が上手な人は、最後に感謝と感動を表現する一言がある。

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