業者を比較していると、成功率の違いに気づくことがあります。
ある業者では「成功率が90パーセント」である一方、別の業者では「成功率が100パーセント」というところもあります。
「成功率が高ければいいではないか」
そう思っているなら誤解です。
たしかに成功率が高いのはよいことに思えますが、不自然に高すぎるのは要注意です。
たとえば「成功率100パーセント」とあるとします。
いくら実績のある大手の探偵業者でも、成功率が100パーセントは不自然です。
残念ながら、探偵業務は100パーセント成功するものではありません。
全力で調査しても及ばないこともあれば、想定外が起こることもあります。
業者側の何らかのミスで、失敗に終わることもあるでしょう。
現実では、調査がうまくいかなかった事例が一定数あります。
どれだけプロの探偵業者でも「成功率100パーセント」は、不可能に近いのが現実です。
設立したばかりの探偵業者のため実績が少ない、もしくは裏で数字を不正に操作していることが考えられます。
「100パーセントの成功を保証」とうたう業者は、警戒が必要です。
成功率が高ければよいとは限りません。
「120パーセントの成功率」などの大げさな表現は、もはや集客目的であり、信頼できない数字とわかります。
甘い言葉には裏があると思ってください。
悪質な業者は、困っている人の心につけ込もうとします。
高い成功率に惑わされないようにしましょう。