恋のアプローチは大切です。
好意を寄せている人にはどんどん近づき、自分の気持ちを伝えることが必要です。
自然な流れで付き合いが始まることもありますが、やはり積極的に動いたほうが、気持ちが伝わりやすくて進展も早い。
ただし1つ、大切な条件があります。
恋のアプローチは大切ですが、そのアプローチが相手の重荷になってはいけません。
重荷になるような誘い方は、すればするほど相手は抵抗感が出てきます。
その結果、かえって苦手意識が働くようになり、嫌われる原因になる可能性があるのです。
たとえば、食事の誘い方です。
「今から食事に行きませんか」
ストレートな誘い方もいいのですが、無理に誘い出す強さが、かえって相手の重荷になる場合があるでしょう。
しかもこういう誘い方をしつこくすれば、積極性は伝わるでしょうが、抵抗感も強くなり、接しづらくなるでしょう。
そこで、こう言い換えます。
「もしよかった、今度時間があるときに、食事に行きませんか」
「これから食事に行くところなんだけど、もしよかったら一緒にどうかな」
こうした言い方なら、相手の重荷にならないでしょう。
NOと言われてもいいのです。
また別の機会に誘えばいいだけです。
重荷のない誘い方なら、断っても、相手に罪悪感がほとんどありません。
重荷を感じさせない誘い方は喜ばれます。
重荷にならない工夫をしながらアプローチするほうが、長期的に見て、恋愛はうまくいきます。