夏場に最も気になるのは、やはり汗です。
滝のように流れる汗は、見苦しいだけでなく、においの原因にもなるため、悩まされる人も多いでしょう。
ハンカチでこまめに拭き取ったり、制汗スプレーなどで抑えたりなど、こまめなお手入れが大切です。
さて、夏場に注意するのは、汗だけではありません。
汗をきれいに拭き取っても、汗のように見えてしまうくせ者がいます。
皮脂なのです。
汗はかいていなくても、顔中が皮脂でべたべたした様子は、相手に不快感を与えることがあります。
皮脂の特徴は、気温の低い冬にも分泌される点です。
気温の高い夏場に分泌が最も活発になりますが、気温の低い冬にも分泌されます。
体質によっては、寒い冬でも皮脂が過剰に分泌され、顔がてかてかする場合もあるのです。
「体質だから仕方ない」と思うかもしれませんが、お手入れは個人の努力しだいでできるはずです。
皮脂のお手入れも、身だしなみの1つ。
余分な皮脂が目立つようなら、あぶらとり紙でケアしましょう。
特におでこから鼻の頭のTゾーンは、分泌されやすい部分ですから、入念なケアが必要です。
皮脂でてかっている部分をあぶらとり紙で軽く押さえ、余分な皮脂を取り除きます。
皮脂のお手入れは、吹き出物の予防にもつながります。
清潔感のある肌で、好印象につなげましょう。