「おや。こんなところに吹き出物があるぞ」
いつの間にか顔に吹き出物ができていることに気づきました。
その瞬間、手で触り、大きさや固さなどを確認しようとしました。
おっと、ちょっと待ってください。
触るのは、NGです。
顔に吹き出物があると自然と気になり、触りたくなる気持ちはわかります。
しかし、吹き出物に刺激を与えると、さらに悪化します。
つめそのものは、1つの刃物と考えてもいいくらいです。
鋭く固い爪で吹き出物を触ると強い刺激を与えてしまい、余計に悪化させることになります。
爪は、刃物と考えましょう。
イメージとしては「包丁の先端で吹き出物を触っている」と思うことです。
そのくらい危険な行為です。
そのうえ、爪にはあか・汚れ・ほこりなどが付着していて、大変不潔です。
爪で引っかいて傷口ができ、そこからあか・汚れ・ほこりが進入すると、後で大変なことになります。
「そうは言っても、気になるから仕方ない」
そこが正念場です。
気持ちはわかりますが、それでも触らないほうがいい。
この衝動に我慢できるか否かが、肌が改善されるかどうかの別れ道と言っても過言ではありません。
洗顔をする際にやむなく触れるときも、できるだけ優しくタッチするイメージで、低刺激を心がけてください。
吹き出物に刺激を与えるのは厳禁なのです。