自己紹介は、子どもでもできる基本中の基本です。
しかし、これが大人になるにつれて、どんどんとできなくなるのが男性です。
男性は大人になるにつれてプライドが出てきてしまい、自分から自己紹介するのはプライドが許さないと感じてしまうのです。
自己紹介は、される側の身分が高いように感じます。
紹介されるくらいですから、立派な方であるような印象を受けてしまいます。
「紹介させてください。こちら、営業部の○○さんです」
紹介される側の人は、気分がよくなります。
男性は紹介をされたがり、一方で自分は誰も紹介しないのです。
自分が誰かを紹介すると、目の届かないところで仲がよくなり、自分は仲間外れにされるのではないかと思っているからです。
「誰かいい人を紹介してほしい」とお願いする男性ほど、いい人を紹介されません。
そんな考えを持つ人に紹介しては、自分の品格が疑われるからです。
女性は、自己紹介ができる男性に好感を持ちます。
たしかに自己紹介は恥ずかしいものです。
しかし、その恥ずかしさを乗り越え、堂々とできる人には、素直さが感じられるからです。
この素直さが、女性には好感を呼ぶのです。
偉そうに見栄を張り、プライドでがちがちの人より、弱そうで小さくても素直な人のほうが一緒にいて付き合いやすいからです。