遠距離恋愛のデートでは、どちらかが長距離を移動することになります。
旅行に行ったとき、バスに長時間乗っているだけで疲れた経験があることを思い出してください。
足腰に違和感があり、体全体がぐったりするでしょう。
乗り物に乗って普通に移動するだけでも、体力を使います。
すると会いに行く側は、待ち合わせ場所に到着したとき、すでに疲れていることが予想できます。
まずこの状況を理解して、心に留めておくことが重要です。
あなたが会いに来てもらう立場なら、デートが始まるとき、配慮の一言を伝えておくといいでしょう。
「長距離の移動で疲れているよね。疲れたときは遠慮しないで言ってね。いつでも休憩するよ」
あらかじめ伝えておけば、相手も休憩を申し出やすくなります。
相手の荷物が重そうなら、持ってあげる配慮も喜ばれるでしょう。
デート中も、休憩を多めに取るのが得策です。
相手が下を向き始めたり、元気のない表情が目立ち始めたりすれば、疲れているサインです。
「少し疲れているよね。この辺りで休憩しようか」
相手から申し出がなくても、自主的に休憩を取ったほうがいいでしょう。
飲食店で座って食事をすると、体力も回復しやすくなるでしょう。
人間ですから、疲れるのは当たり前です。
時には予定を変更してでも、休憩を優先させたほうがいい場合もあります。
あなたが会いに行く立場なら、疲れたときは正直に申し出るようにしましょう。
「自分のわがままで相手に申し訳ない」と思うかもしれませんが、誤解です。
疲れた表情を相手に見せるほうが、はるかに申し訳ないでしょう。
疲れを我慢し続けていると、デートも楽しめなくなります。
お互いに楽しい時間を過ごせてこそ、有意義なデートにできます。
気遣いは、デートの潤滑油なのです。