企業説明会は、事実上の、1次選考です。
これは、企業説明会が始まってからではありません。
受付のときから始まっていると考えていいでしょう。
受付でも気を抜かず、丁寧なマナーを意識しましょう。
冬場、コートやマフラーを身につけている場合は、入場前に脱ぎましょう。
少し早い気もしますが、受付の前でもたもた脱いでいるのは、スマートではありません。
逆に、スーツの上着は、着てから入場しましょう。
スーツは、就職活動における正装です。
夏場でも、スーツを着たまま入るほうが、第一印象がよくなります。
服装だけでなく、顔も見られていると意識することが大切です。
入場するときから、笑顔を意識しましょう。
口角を上げて、自信のある表情を心がけましょう。
受付の前に来てから受講票を取り出してもいいのですが、スムーズではありません。
受付の手続きがスムーズに済ませられるよう、受講票はあらかじめ取り出しておきましょう。
受付の前に来たとき、すぐ手渡せるようにしておくのがスマートです。
受付の人も、応募者の態度やマナーを確認しています。
「受付の人は面接官」と思うのが、うまく接するコツです。
お辞儀は45度。
丁寧に、落ち着いて挨拶をします。
自分の大学と名前は「○○大学○○学部の○○と申します」のように、略さず、正式名称で言いましょう。
受付から差し出された資料を片手で受け取るのは、乱暴な印象があるため、控えたほうがいいでしょう。
まず、カバンを床に置いて、両手で受け取るのがマナーです。
受け取る際は「ありがとうございます」という一言も、忘れずに。
入場する際は、軽く会釈をしましょう。
15度の軽いお辞儀で、十分です。
「丁寧すぎる」「周りに人がいて恥ずかしい」と思うかもしれませんが、礼儀正しい態度を見せるチャンスです。
ほかの人が会釈していなくても、自分だけは、礼儀正しい態度を心がけましょう。
ささいな態度ですが、会場にいる採用担当者は確認しています。