最後に大切なことは、人気者が次の人気者を作っていくということです。
人気のある人であるほど、人を紹介するのが上手な人です。
上手に人を紹介し、知らない人同士を結びつけていきます。
その中で、また次の人気者を生み出します。
たとえば、合コンやコンパ、パーティーなどでは、必ず幹事といわれる存在がいます。
どれだけ上手に幹事役を務められるかどうかは、どれだけ上手に人を紹介できるかにかかっています。
人の集まりですから、知らない人だってたくさんいることでしょう。
お互いが初対面ということもあります。
初めて会う人は、緊張して、照れもあり、話しかけづらいものです。
そうしたとき、幹事さんはその気持ちをわかって、上手に知らない人同士を紹介します。
お互い知らないもの同士の間に発生する緊張感をほぐすことができ、和やかな雰囲気で集まりを楽しむことができるようになります。
知らない人同士が知り合いになり、その中でまた新たな人気者が生まれてくるのです。
陰ながら人と人とを結ぶ人、つまり「コネクター」こそが、本当の人気者です。
たくさんの人を紹介する人には、たくさんの人が集まってくるのです。