完璧を求めていると、デートで持参するものは、大量になります。
めったに使いはしませんが、最低限、持参したいものがあります。
「ばんそうこう」です。
デートで役立つ場面は、ほとんどありません。
しかし、ないとも限りません。
たとえば、ささいな事故で、指をけがしてしまうかもしれません。
転んで膝を擦りむいたとき、ばんそうこうがあると助かります。
めったに使いませんが、いざというとき、なければかなり困るものです。
血を見ると、恋の熱がさっと冷めてしまいます。
痛々しい光景は、デートにふさわしくありません。
そんなときこそ、ばんそうこうをさっと差し出しましょう。
万が一のことまで考えているのかどうかは、万が一になったとき、わかります。
指をけがしたとき、ばんそうこうがさっと出ると、感動します。
「すごい。そこまで先のことを考えていたのか!」
抜かりなく用意ができているところに、強さを感じる。
男性であろうと、女性であれ「さすがだ! 頼りになる」と思われます。
ばんそうこう1つなら、荷物になりませんし、重くもありませんね。
財布に入れていても、邪魔にはならないはずです。
もちろん私も、ばんそうこうだけは常に持っています。
案の定、めったに出番はありませんが、これがあるとかなり安心できるのです。