デートの印象を決めるのは、出会いがしらより、別れ際です。
出会いがしらは一瞬ですが、別れ際は長く続くからです。
デートは、別れてからしばらくの間、お互いのことを考えるものです。
「今日は楽しかったね。ありがとう。またね」
そう言って別れてから、しばらくの間は、今日のデートのことを振り返って考えるものです。
少しずつ余韻が残ります。
一緒に過ごしたデートのことを、帰りの電車の中、お風呂の中、寝る前にも考え、夢の中でも登場します。
別れ際というのは重要です。
別れ際が気持ちよければ、デート全体がよかったように感じます。
しかし、多くの場合、別れ際に手を抜いてしまいがちです。
別れ際は、一番疲れがたまっている瞬間でもあるからです。
やつれ気味の表情で、会話が鈍くなりがちです。
しかし、そこが正念場です。
デートでは、出会いがしらより別れ際に力を入れましょう。
気持ちよく別れられれば、デートを終えてからもしばらくは気持ちのいい余韻が続くのです。