デートですれ違いが起こりやすいのは、トイレです。
人間の自然の行為ですが、男女間には多少の違いがあります。
たとえば、男女が同時にトイレに入ったとします。
同時に入れば同時に出てくるものと思いますが、実際は異なります。
一般的には、男性のほうが早く出て、女性は後から出てきます。
女性は個室で用を足すので、男性より少し時間がかかりやすいのです。
このとき、わずかなギャップが生まれます。
男性はしばらく女性を待つことになり、女性はしばらく男性を待たせることになる。
「待つ・待たせる」という違いが「迷惑を受けている・迷惑をかけている」に発展し、すれ違いが起きやすいのです。
「少し待てばいいじゃないか」
そう思うのですが、単純ではありません。
大型の娯楽施設になると、待ち時間はさらに大きくなります。
トイレ前に長い行列ができて、用を済ませてトイレから出てくるまで、かなり待たされます。
それだけ男性は女性を長く待つことになり、女性は男性を長く待たせることになります。
お互い、心苦しくなりやすいのです。
表情が悪くなりやすいタイミングですから、特に要注意です。
トイレ前で待っているとき、どのような表情で迎えていますか。
トイレから出てきたとき、どのような顔をしていますか。
どちらが悪いわけでもないのです。
お互いが明るい表情になりましょう。