雑談が下手な人は、会話がドッジボールになっています。
自分中心に考え、独りよがりの話し方です。
「話を振る」というより「話をぶつける」という話し方になっています。
相手をにらみつける。
勢いでまくし立てる。
偉そうな話し方をする。
難しい専門用語を使う。
相手の嫌がる話題を振る。
剛速球のボールが投げることで、相手から驚かれ、尊敬されると誤解しています。
勢い重視で投げようとするため、相手に威圧感や不快感を与えるような発言が多い。
しかし、ドッジボールのような会話は嫌がられます。
剛速球のボールが飛んでくれば、危険を感じ、とっさに相手は避けたくなるでしょう。
受け取りにくいばかりか、相手にけがをさせてしまうこともあります。
ドッジボールのような話し方では、楽しい雑談が成立しません。
雑談で心がける話し方は、ドッチボールではなく、キャッチボールです。
雑談が上手な人は、会話がキャッチボールになっています。
自分がボールを投げて相手が受け取り、相手が投げるボールを自分が受け取ります。
雑談は、1人だけで成立しません。
相手がいて、お互いが楽しんでこそ成立します。
そのため、自分勝手やわがままな話し方は避け、相手が心地よく感じる話し方や話題選びを心がけます。
相手を優しく見つめる。
ゆっくりした話し方。
謙虚で丁寧な話し方。
わかりやすい言葉を使う。
相手が喜ぶ話題を振る。
受け取りやすいボールを投げると、相手は受け取りやすくなり、会話が続きます。
雑談が上手な人は、キャッチボールの達人でもあるのです。